海外の飛行機でのアコーディオン事情
アコーディオンという楽器は実にいい楽器で、見かけも可愛いし、音も何ともいえない古い味わい深い音がするし、独奏や合奏にも向いてるし、弾き語りも出来るいい楽器です。ただ一つ、問題が有るとしたら、それはアコーディオンは重く持ち運びの多いツアーには全く向かないし、飛行機に載せたら事故が意外と多くて困るし、おまけにお金が結構かかるということくらい。それを除いたら弾くのがちょっと難しいくらいの、最高の楽器だと思います。
私ゴトウイズミが今回ヨーロッパやカナダアメリカを回ったツアーJapanese Gipsy Cabaret 2011の時の飛行機アコーディオン事情をまとめました。
今から海外のツアーに行こうとしているアコーディオン奏者の方へ少しでも参考になればと思います。こんな感じです。
British Airwaysの場合 Narita-Heathrow
*強引に手荷物で持ち込む。「いつも持ち込んでる。いつも大丈夫だと言わる」を連呼する。上手くいき料金発生せず。
British Airwaysの場合 Heathrow-Copenhargen
*同じ航空会社なのに日本のようにいかず。持って入ろうとしたら止められる。が、別料金などは特にいらず荷物扱で運ばれていった。しかしCopenhargenについたら私の荷物が出てこず、調べたら次の日飛行機に乗っていた。3時間待った。信じられない。
SAS スカンジナビア航空の場合 Copenhargen-Hamburg
*無料で飛行機の中に持込た。理想系。
Ryanairの場合 Berlin-Dublin
*予約の時点で申請と支払いが必要。私のアコーディオンの場合40ユーロ。サイズと重さで変わるらしい。手荷物では無理なので預けたら、扱いが乱暴な為、ベースボタンが引っ込んで壊れていた。ショーに行く一時間前だったのでみんなで焦りながらも修理の店を探す。タクシー代往復30ユーロ。修理代50ユーロ。計80ユーロ。Ryanairは海外では1番安い航空会社として有名だがみんな嫌い。いろいろ問題があるからだと思う。案の定アコーディオンもこんな感じ。もっといい航空会社を選んだほうが結果良かったということがある。。ミュージシャンには。とくに。
Ryanairの場合 Dublin-Edinburgh
*前回Ryanairで痛い目をみたので、今回はかなり慎重に。今回直してくれた人から飛行機に乗せるときはこうしたほうがいい!というアドヴァイスとやり方を習った。すごい。これをやったらまったく大丈夫になる。多分荷物扱いでもOK。知りたい方はじかに私に聞いてください。なので、今回も40ユーロ払い荷物扱い。
Ryanairの場合 Glasgow-Barcelona
*今回もRyanairだけれど、しょうがない。今回時間がなくてあの方法をやらずに、特別荷物として預けた。40ポンド。壊れ物、楽器だと表記してもらい慎重に預けた。結果→ベースボタンが一個凹んで出てきた。あれ程いったのにこれだ。この程度ならドライバー一本あれば自分で直せる。良かったけど良くないなあ。
Spanairの場合 Madrid-Copenhagen
*手荷物で持ち込むと言ったらダメだと言われ、しかも楽器だから特別料金だそうでなんと50ユーロ!酷い!しかも機内に乗る直前に大きすぎると言われ持ち込みはNG.機内入り口に並ぶベビーカー達と悲しげに並ぶアコーディオン。結果どんな風に運ばれたか不明だが他の荷物と共にベルトから流れてきた。
SAS スカンジナビア航空とエアカナダの場合
Copenhagen-Blesser Blesser-Montreal
*前回の悲劇があるので今回は被害額!を少しでも減らそうと始めから預け入れ荷物二個と申請してみた。oバッゲージのカウンターで荷物は1人一個だけと知らされガッカリ。追加はいくらですか?と聞いたら225クローナと言われたので払いますよと肩を落としたら、なんとその受付のヒトがお金を取るのを忘れるハプニングが。勿論荷物だけ預けそのまま静かにその場を立ち去りました。なんと、その後に大変な事が。モントリオールについたらアコーディオンが届いてなかった.
。調べてもらったらブリュッセルで止まってるらしい。なぜ?その日偶然ショーが入って無かったから良かったものの入っていたらどうしただろう?次の日の同じ便で届くと言うのでついたら取りに行くので(本当は送って貰えるがそれではショーに間に合わないので)電話をもらうようにしていたのに全く連絡来ず。苛立ってエアカナダへ電話してもまだ確認とれず。二回程連絡して一時間遅れくらいで到着を確認。高速を飛ばしてもらい空港へ取りに行く。全く悪い事してないのに全くな事態。アコーディオンを飛行機に乗せるリスクを強く痛感。今度のツアーは汽車にしよう。飛行機なんかにはもう乗りたくない。
エアカナダの場合 Toronto-Newark(NYC)
*機械でのチェックインの際にアコーディオンとスーツケース分の二個を申請する。一個までは無料だが二個目からは別料金。35カナダドル以上の料金がかかると書いてあったが実際は35ドルで済んだ。バッゲージのカウンターにて支払。Newark空港についたら、あっというまに荷物は出てきた。家について開けてみたら表側の鍵盤の上のデコレーション部分がへこんでいた。多分荒く投げられたんだと思う。死ぬ気で直した。
エアカナダの場合 Laguardia(NYC)-Toronto
*機械でのチェックインの際に荷物は二個を申請。追加料金65ドルと書かれていたのにバッゲージで70ドル払えと言われる。これはニューヨークからコペンハーゲンまでの金額。
こんな感じでした。
結論!
愛すべきアコーディオンは、海外ツアーには向かないです。お金がかかり、お金を払ってもリスクがつきまとい、大変な楽器だということ。でも、アコーディオンが大好きなのでどうしよう。リスクを減らす為にスーツケースのような、専用のケースを買いましょう。それしかないようです〜〜
あと、飛行機の着陸時におこる衝撃に、ベースボタンがへこまないような方法をダブリンのアコーディオンリペアのおじさんに習いました。知りたい方は聞いてくださいませ。
アコーディオニストの方々!
ふんばりましょーねー!!やっほう。
以上レポートでちた。
